Chinese traditional English French German Japanese

文化財を活かすには

【 試 作 】

⑫波奈之丸天井画9枚a

波奈之丸舟屋形は、幸いにも地震による目立った被害はありませんでしたが、天井画においては経年劣化による顔料の剥落や退色が進んでいました。地震後、九州国立博物館で剥落の進行を抑える処理がなされ、天守閣から熊本博物館へと移され、現在は重要文化財に適した空調管理のもと一般公開されています。ただ、公開とはいっても天井画は舟屋形内部にあるため、残念ながら一枚一枚を近くで観ることは出来ません。

大絵馬の修復終わりました!

 

IMG 2106ss

 

IMG 2090s

岡田神社の大絵馬、修復が終わりました!もちろん古色で復元修復しましたが、絵馬に色が入ったことで、拝殿内は時代を遡り明治時代の頃に戻ったのではないでしょうか。

 IMG 9288修復前 辻さん用画像 2s

修復前は、顔料が剥落し、背景に蒔かれてあった金箔銀箔は痕跡のみしか残っていなかった。

 IMG 2096

光の具合で 背景の金銀箔が輝き武者が浮かび上がり、胡粉で盛上げた兜や鎧の金具部分は、宝石を散りばめたように金箔が輝きます。このように昔は村の中心に美しい空間が存在し、暮らしている人にとっても何だかウキウキしていたのではないかと想像します。

大絵馬修復

絵馬は杉板に描かれることが多く、そのほとんどが濃墨で線描され、その線を残しながら塗る“彫り塗り”の技法で描かれています。そのため、経年により顔料が剥落しても、板表面に線が確認できるため、顔料の痕跡を頼りに、ある程度の復元や修復が可能です。

ema0003

 【壇ノ浦の戦い】七城・岡田神社 修復後

私たちは、大切に受け継がれてきた大絵馬を遺すことによって、日本の心を繋いでいくことが出来ます。どんなに剥落が進み板が割れようと、遺す方策があることを多くの人に知ってもらいたいと願っています。 

観音絵馬、無事に到着!

IMG 3083

1月より大阪歴史博物館で展示されてきた観音絵馬32点が、熊本の博物館ネットワークセンターに到着しました!古い押絵作品のため振動に弱く、今回は平置きでの輸送を希望。一点一点箱を開けるまで無事な姿で届いているか不安でしたが、日通美術運送の丁寧な作業のお陰で、ひとつの小さな破損もなく無事でした!

今回の大阪での展覧会企画は、初めはある自治体での予算が組まれる予定でしたが、なぜか予算が0となり一時開催が危ぶまれました。しかし、昔から私たちの活動を心から応援してくださっているN氏個人より、高額な運送代協力の申し出があって実現した展覧会でした。

今後は、地元熊本でこの作品群が 多くの方の目を楽しませてくれるのを望んでいます。

image2

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、観音絵馬の展覧会は本日で終了です!

観音絵馬13番修復後as

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、大阪歴史博物館は明日より臨時休館となりました。そのため特集展示「押絵・西国三十三所観音霊験記と生人形」は、本日で終了となります。開催期間中、関西の方を中心に多くの方に観て頂き、感謝しています。また遠いところから足を運んでくれた皆様、ありがとうございました!

お問い合わせ

メールでのお問い合わせ
e mail

お電話でのお問い合わせ
080-1705-7212