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観音絵馬が大阪へ旅立ちました!

益城町所蔵の観音絵馬が、来年1月8日から開催される展覧会『押絵・西国三十三所観音霊験記と生(いき)人形』に向けて、県の文化財収蔵施設から運び出されました!

100年前に制作されたこの作品には、古く味わいのあるガラスが入れてあり、地震で多くは割れたものの約半分は何とか割れずに残った。養生テープを貼り補強後、エアサスのトラックに丁寧に積み込まれました。

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《押絵「西国三十三観音霊験記」と生(いき)人形》

◆令和2年1月8日(水)~ 3月2日(月)火曜日休 ※ただし2月11日(火・祝)開館、12日(水)休館

会場       大阪歴史博物館8階 特集展示室    時間       9:30~17:00

主催       大阪歴史博物館、NPOくまもと文化財プロジェクト

後援       熊本県教育委員会 特別協力 益城町教育委員会    協力   日本画工房 浮島館

 

観音絵馬巡礼の旅

観音絵馬あ

熊本が誇る生人形師 松本喜三郎の「西国三十三所観音霊験記」。浅草 奥山で大人気を博した等身大の生人形による、その世界観を肥後のおきあげ(押絵)で表現した、押絵師 深浦ハルの大作「西国三十三所観音霊験記」(通称 観音絵馬)が、100年の時を経て甦りました。

奇しくも100年前に全国を巡り、人々の祈りに寄り添い、人々を救い、時代と共に朽ち果てようとしていたこの観音絵馬に、再び命が吹き込まれ復元された今の姿と、現在の地震で傷ついた益城町がこれから復興してゆく姿とを重ねて観ることで、この観音絵馬が新たな町の文化財として全国を巡り、復興のシンボルに相応しい役割を担ってくれるのではないかと…。

観音絵馬13番修復後as

そこで、観音絵馬の存続に手を挙げ、消滅の危機から救ってくれた益城町に恩返しの意味も込め、NPOくまもと文化財プロジェクトでは、益城町教育委員会の協力のもと、100年前の巡礼再び!甦ったその姿を、公開までつなげる活動をしています。

◇押絵「西国三十三所観音霊験記」と生(いき)人形展

 令和2年1月8日(水)~3月2日(月) 大阪歴史博物館8階特集展示室にて

観音絵馬HP→こちら

 

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