復元用天井板136枚分、美しい肌に仕上がってきました!

佐藤さんから提供して頂いた小国杉に、今度は仕上げの鉋を掛けるために、いつも絵馬の額でお世話になっている御船にある川端木工所さんに依頼しました!

実は、川端木工所さん、50年以上前に私の古い実家の建具を新調した際、美しいダイヤガラスの建具を作ってくれていて、昔も今も変わらず 腕の評判のいい建具屋さんです!

川端さんは、熊本地震で大きな被害を受けられ、その後、仕事柄、建具の制作などのお仕事が、ずっと忙しい状態が続いています。その中、鉋掛けを一昼夜朝でやってくれ、描くばかりの天井板136枚分、美肌に仕上がってきました!

「川端さん、お世話になりました!」

完成した板をアトリエに運び入れると、杉板の何とも言えない香りに部屋が満たされ、とても幸せな気分になりました。次の日、アトリエにやって来たメンバー達も、玄関に入った瞬間、いい香りがする!と笑顔でした。

天井板は、ほぼ正方形。板の収縮も考慮し、幅277ミリ×高275ミリ。厚みは11ミリとしました!

 

 


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