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阿蘇の小国杉の柾目板を 提供して頂きました!

佐藤林業様より天井画復元用の杉板を寄付して頂きました!当初予定していた吉野杉が、乾燥の段階で小さな割れが生じてきたため、倉庫で大切に保管されていた小国(おぐに)杉の柾目板を提供してくださいました!

 

 

この小国杉は、阿蘇外輪山の北側の裾野に広がる山から切り出されたもので、その山は小国町の北里家(地元では柳屋北里家という屋号)所有の山で、そこの200年生の杉を提供して頂きました。北里家といえば、令和への改元を機に刷新される紙幣の肖像・北里柴三郎氏の縁戚にあたります。

 

 

阿蘇の小国は、江戸時代にはすでに杉の産地であったことから、波奈之丸の天井板もそれに近い杉が使用されていた可能性も考えられます。今回の復元模写が小国杉で取り組めることになったのは、最も理想的な組み合わせだと感じます。

「佐藤さん、ありがとうございました!」

文化財を遺す、活かす、繋ぐ

こんにちは。くまもと文化財プロジェクト代表の大塚です。

今回、私たちが天井画復元を計画している「波奈之丸」は、細川家の歴代藩主が参勤交代の際に使用した御座船で、海御座船としては国内で唯一現存する舟屋形です。これまで熊本城天守閣に展示してありながら、内部天井にあるため近くで観ることが出来ず、熊本にとって大変貴重な重要文化財でありながら、煌びやかな天井画があることは、これまであまり語られてきませんでした。

波奈之丸天井画 剥落部分

私たち“くまもと文化財プロジェクト”では、文化財を《遺す》《活かす》《繋ぐ》を観点に活動をしています。今回の復元模写活動は、実物の剥落や退色した箇所を元の色形として再現し、甦った姿で今後の未来へと遺していきます。

そして、完成した復元作品は、実物に替わって公開展示に活かし、日本文化の素晴らしさを、より多くの方々に伝えます。また、ワークショップ“こども日本画研究室”などによって、日本の伝統的な美意識を子供たちに繋いでいきます。

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このような活動をひとつひとつ重ねていくことが、将来の熊本~日本を形づくるものと考えています。どうかこれからも応援よろしくお願い致します。 

くまもと文化財プロジェクト 大塚浩平

メッセージリレー#5 設立されて胸の躍る心地がしました!

Webデザイナーの濱恵美と申します。

今回ご縁を頂いて『細川藩御座船「波奈之丸(なみなしまる)」天井画復元』をメインプロジェクトとして掲げる、NPOくまもと文化財プロジェクトに参加させていただく事になりました。

日本画の、縁取る筆の細い線が、美しいな、と、いつも思います。日本画のことは何も判らないトーシローがおこがましいですが、生きている!と感じられる線を見つけるとゾクゾクします。(ほぼ自己流の基準ですが。)

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若冲《雪中雄鶏図》部分 模写 by mikaho tanaka

御朱印帳片手に神社仏閣を訪れる方も多いと思いますが、私も歴史を感じる古びた佇まいの神社が好きで、県下を三冊目が埋まるくらい廻りました。そして、判別できないほど朽ちかけている大絵馬や天井画も何度か目にした事があります。それらの文化財が、誰からも顧みられる事なく消滅して行っている現状を知り、悲しい気持ちになりました。

そんな中、文化財の保存修復と復元模写に取り組むべく、NPOくまもと文化財プロジェクトが設立された事を聞いて胸の躍る心地がしました。 

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《NPOくまもと文化財プロジェクトWebsite》 筆者制作 

日本文化を卑下し、西洋文化にひたすら憧れた時代はすでに過去となり、ホントに素晴らしい日本の文化の価値が再認識されつつある現代。しかし、うっかり気付かぬふりをしていると消えて行きかねないのも事実です。そんな大事なくまもとの文化財が、修復され、守られ、後世へと繋がっていくことを、切に願わずにはいられません。みなさんも是非、このプロジェクトへのご支援をお願いします‼︎                   《デザイン工房OfficeNeo 代表》

こちら→今こそ、天井画の完全復元に挑む ー熊本城復興に添える花》https://readyfor.jp/projects/kumamoto-cpp 

メッセージリレー#6 日本だってなんてすごい!

こみねゆらといいます。絵本を描く仕事をしています。元々はルネサンス以前の西洋の美術が好きで、遠近法にとらわれない画面作りと、純粋で精緻な美しさに惹かれていました。

「もりのちいさなしたてやさん」より by komine yura

日本画に興味を持ったのは、外国で8年程暮らしたあとのことでした。若冲、等伯、浮世絵の様々な展覧会に出会い、その感性、技術の確かさに驚きました。日本にはこんなに美しいものを作る人たちがいた!いつもヨーロッパの美に圧倒されながら作品を作ってきたけれど、日本だってなんてすごい!と、うれしい驚きでした。

熊本に戻って、偶然大塚先生の教室に通うようになったのは、とてもうれしいことでした。憧れながらもなかなか手を出せなかった日本画を、実際に勉強し始めたからです。群青や緑青、胡粉、雲母などの天然顔料や銀泥、箔、和紙などの他、裏打ち手法など‥。少しずつ材料や考え方手順に親しみながら、私の描く絵本の絵も、変わってゆく気配を感じています。 

模写「寝覚物語絵巻」より by komine yura 

教室では一番日が浅く、日本画は勉強途中なので天井画制作の力強い助っ人とはなれないのですが、みなさんと一緒に、少しずつ新たに生まれてゆく171枚を、見届けられたらと思っています。今後とも私たちの活動へのご賛同とご支援、どうぞよろしくお願いいたします!

こちら→今こそ、天井画の完全復元に挑む  https://readyfor.jp/projects/kumamoto-cpp

メッセージリレー#4 今までの経験を還元出来るよう頑張ります!

こんにちは。くまもと文化財プロジェクトに参加している藤本志織です。

私が日本画を習い始めたのは、小学校5年生の頃です。昔から絵を描くのが好きだったこともあり、近所に大塚先生の日本画教室があることを知った母が勧めてくれたことがきっかけでした。小学生から現在まで、気づけば20年以上経過しました。

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大学で国文学を専攻したこともあって、これまで源氏物語絵巻や十二類絵詞などの大和絵、酒井抱一など琳派の作品を中心に模写してきました。私が初めて描いた天井画は椿でした。胡粉を厚く塗ることで花に立体感を出したり、岩絵具を指で混ぜて色を作っていく過程は新鮮でした。模写した作品は、完成までに何度も観察するので、ふとした時に写真や映像などで見ると、自分の苦労した部分や細かいところが目に入り、作品に親しみを感じます。

この度クラウドファンディングという機会を得て、天井画の復元に挑戦することになりました。171枚という数は遠い道のように感じます。しかし、今までの経験を還元出来るように皆で力を合わせて確実に達成したいと思います。よろしくお願いいたします!

こちらもよろしくお願いします!→https://readyfor.jp/projects/kumamoto-cpp

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